画材

【油絵の描き方】アラプリマ技法で風景画に挑戦

アラプリマ技法とは?

アラ・プリマ(alla prima)とはイタリア語で「一回で、一度で」という意味で、絵画技法では「一気描き」のことです。「プリマ描き」とも呼ばれます

描き方と特徴

計画的に画面を構成する古典的技法とは対照的に、下書きはせず、即興的、感覚的に描いていきます。印象派に多く用いられていた、絵の具が乾かないうちに塗り重ねていくウェットインウェット」や「ドロッピング(たらし込み)」、「おつゆ描き」などの絵画技法と相性が良い。グレーズなどは基本的に使わず、感動をダイレクトに伝える筆致や勢い、即興描きのような伸びやかなタッチが特徴

アラプリマの使い手

オランダのフランス・ハルスという画家がアラプリマ技法を多用したことで知られている

フランス・ハルスの自画像

彼の描いた肖像画

彼の描く肖像画は実に生き生きとした表情で描かれている

モデルの一瞬の表情をうまく捉えていて、どんな人柄なのかが見る者にも伝わってくるのがよくわかり、アラプリマ技法の良さを最大限に発揮しているように思える

このように、アラプリマ技法はその時の感動をダイレクトに伝えるのに適している

長期にわたって制作する場合、その時の感動が薄れてしまうこともままあるからだ

かといって好き勝手描いているわけではなく、古典的技法の基本を押さえつつも即興で再現する卓越した描写力が感嘆とさせる

いざ実践

近くの公園のチューリップが綺麗に咲いたので描いてみる

完成

感想

アラプリマは割と直感的に描けるので楽しい

グレーズをしないので、画面に深みはなかなか出ませんが生き生きとした筆致が活かせて感動を伝えることができそうだと感じた

このアラプリマ技法が後の印象派などにつながっていくと思うとやはり油絵の具のポテンシャルの高さには驚かされる

まだまだ探求していきたいと思います

では!