レオナルド・ダ・ヴィンチ『絵画の書』を読む

はじめに

このページは、レオナルド・ダ・ヴィンチの著作『絵画の書(Trattato della Pittura)』を読み解く長期連載シリーズの目次です。

ルネサンスの巨匠が遺した言葉を、一章ずつ丁寧に紐解きながら、

  • 芸術とは何か
  • 観察とは何か
  • 自然から学ぶとはどういうことか
  • 描くとはどういう営みなのか

を、現代の制作と結びつけて考察していきます。

理論を学ぶだけでなく、実際に描く人間としてどう活かせるのか。
その視点を大切にしています。

レオナルド・ダ・ヴィンチとは

レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452–1519)は、イタリア・ルネサンスを代表する芸術家であり、科学者、発明家でもありました。

彼は単なる画家ではありません。

  • 解剖学の研究者
  • 光学・水理学の探究者
  • 建築家
  • 技術者

自然を観察し続けた“探究者”です。

その姿勢こそが『絵画の書』の根底に流れています。

代表作品

モナ・リザ
スフマート技法による柔らかな陰影表現が特徴。
光と空気の描写は『絵画の書』で語られる理論と深く結びついています。

最後の晩餐
遠近法と心理描写の融合。
構図理論と視線誘導の完成形とも言える作品。

ウィトルウィウス的人体図
人体比例の研究。
芸術と科学が分かれていなかった時代の象徴です。

『絵画の書』とは?

『絵画の書』は、レオナルドの死後に弟子たちによって編纂された芸術理論書です。

内容は、

  • 観察と自然研究
  • 光と影の理論
  • 遠近法
  • 解剖学的理解
  • 画家の心構え

など、絵画制作に関わるあらゆる分野に及びます。

単なる技法書ではなく、「画家はいかに世界を見るべきか」という思想書でもあります。

シリーズ目次

※随時更新

このシリーズの読み方

・単体の記事として読む
・順番に通読する
・制作に迷ったときに立ち返る

どの読み方でもOKです。

ダ・ヴィンチの言葉は難解ですが、噛み砕きながら一緒に考えていきます。

更新履歴

2026.02 連載開始
今後も随時追加予定

最後に

芸術は一生かけて向き合うもの。

このシリーズもまた、時間をかけて育てていきます。

未来の自分が振り返ったとき、
「ちゃんと読み続けたな」と言えるように。