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独創性のある絵・個性のある絵を描こう

これから書く言葉は、絵を描き始めた時の過去の自分に対するメッセージでもあることを踏まえておく。

あなたにしか描けない絵、
自分にしか描けない絵がきっとある

 

絵の面白いところは『上手ければいい作品だ、ということではない』というところだ。絵は数式のように決まった答えがあるわけではなく、評価する人、見る人によって評価が変わる。リアルな絵、面白い絵、怖い絵、楽しい絵、シュールな絵など、ジャンルは様々だが、特に重要視されるのが個性と言われる独創性

独創性とは

絵を一目見て、「この絵はあの人が描いた絵だ」と作者の名前や顔まで浮かんできてしまうことだ。これは絵だけではなく、文章などでも言えることだと思う。

数ある作品から突出した光を放つもの、それが独創性だ。出る杭は打たれる。という言葉は芸術においてもナンセンスである。優秀な作品はごまんとある。創造者はぜひ異彩を放ってほしい。もっともその異彩は評価されにくいだろう。それは歴史を見ても明らかだ。ゴッホなんかはいい例だ。

しかし、今は時代が違う。インターネットで世界に作品を発表できる。あなたの独自性を評価する人も必ずいる。どうかその独自性をつぶさないで育ててあげてほしい。

一番して欲しくないのは評価がほしいあまりに平均化してしまうことだと思う。誰にでも描ける絵を敢えてあなたが書く必要はないと思うからだ。それを描く行為が楽しいというのであれば問題ない。

自分らしい絵を追求した方が客観的に見て面白いと思う。

独創性の高め方

では独創性を高めるにはどうすればいいのか?

これしかない。

自分の感覚を信じること

一見傲慢だと捉えられてしまうかもしれないが、そうではない。自分自身の目で見て、綺麗だと感じる色の組み合わせや、面白いと思える構図の取り方、テーマの設定など、自分の感覚を信じて描いて欲しいということなのだ。

もちろん、技術や技能的な問題や知識は素直に吸収するべきだし、良き指導者に付くのも近道ではあると思う。

しかし、一番大事にして欲しいのは自分自身の感覚だ。

1枚の絵を見ても、この絵のココは綺麗だと思う。これは汚いと思う。それは何故だろうか?と常に自問することだ。その自分なりの答えが独自性につながるはずだ。決まり切った正解はないのだから。自分が答えになるのだ。

自分の感覚が研ぎ澄まされてくると絵にも反映されてくる。

先生にこの絵はどうでしょうか?と聞く前に自分の答えを積み上げるのだ。

 

美的センスは掃除で磨かれる!?

突然ですが、あなたの部屋は綺麗ですか?潔癖とは言わないまでもどこに何があるかわかるように整理整頓されているだろうか?されてなければ絵を描く前に掃除、整理整頓することを勧める。まず基本ですが、ゴミは捨てる。

というのも、雑然とされた環境では心も雑然としてしまう。環境は心の影なのだ。雑然を何とも思わない心で絵を描いても雑然とした絵になってしまう。これは自分の体験からだ。

画材はたくさんあってただでさえ雑然としやすいので、せめてどこに何があるか把握できるくらいの区分けはしておいたほうが良い。

それと、道具の手入れも忘れないように。あのイチローがグローブとバットを毎回手入れをするように、愛着を持って画材に接しよう。

そんな心づくりが絵づくりにもつながるはずだ。そう信じている。

描くことのアプローチを変えてみる

通常はモチーフを見ながら描きますが、逆に普通じゃないやり方を探してみる。柔軟な思考、感覚で挑戦してみよう。

利き手ではない方の手で描く

逆の手で描く、しかも持ち方も工夫してみる。

おそらくうまく描けないかと思います、それが狙い。

思ったような線が描けなくても気にしない。むしろそれを楽しむ。日本画では長流筆という毛先が長い筆があるが、それも似たような効果を持って造られた筆だ。思ったような線が出ないのを楽しむ。

 

目を瞑って描く

どうなっているか目の裏で想像しながら描く。想像力が必要になってくる。

目の裏のイメージと実際の絵を確認してみる。さほど違いがなければ想像力は正しい。後で吹き出してしまうくらい思い切って描くのがポイント。

足で描く

「ウキーッ!」とお猿さんになった気持ちで、

ケツで描く

これは上級者向け。というか冗談です笑

しかし既成概念をぶっ壊すというアプローチとしてはいいかもしれない!?

画材を変えてみる

何も紙と鉛筆、絵の具だけが画材じゃない。水と砂で描いてもいいし、爪楊枝を並べて描いてもいい。お菓子と紅茶で描いたっていい。頭を柔らかく。

まとめ

絵を描く人間にとっては全てが画題になり得る。公園前のカフェでバイトしてた時、休憩中に突然カラスが描きたくなった。描くものをその時何も持っていなかったので、履いていた靴下に油性マジックで描いたことがある。うん、自分でもちょっと頭おかしいと思うが、その時の描きたい衝動は大事にしたい。後で描きたくなるとは限らないから。

ということで、自分を信じて絵を描いていこう。