色鉛筆を始めたいと思ったとき、多くの人が一瞬迷うのが「何色セットを買えばいいのか」という問題だと思います。
画材店や通販を見ると、色鉛筆は、
- 12色
- 24色
- 36色
- 48色
- 72色以上
などさまざまなセットが販売されています。
「最初から多い色数を買うべき?」
「少ない色でも大丈夫?」
この記事では、初心者が色鉛筆を選ぶときのおすすめの色数を用途別に解説します。
色鉛筆のセットはなぜ色数が違うの?
色鉛筆はセットによって色数が異なりますが、これは表現できる色の幅に関係しています。
色数が多いほど
- 微妙な色の違いが出せる
- グラデーションが作りやすい
- リアルな絵を描きやすい
といったメリットがあります。
一方で色数が少ないセットは
- 価格が安い
- コンパクトで扱いやすい
- 初心者でも迷いにくい
という利点はあります。
そのため、目的に合わせて色数を選ぶことが大切です。
初心者におすすめの色数は「24色」
結論から言うと、初心者には24色セットがおすすめです。
理由は次の通りです。
- 基本的な色が一通りそろっている
- 価格が比較的手頃
- 色の混色や重ね塗りの練習ができる
12色だと少し色数が足りず、48色以上になると初心者には多すぎる場合があります。
そのため、最初の色鉛筆としては24色セットがバランスの良い選択です。
色数ごとの特徴
ここからは、色鉛筆の代表的なセットごとの特徴を紹介します。
12色セット
12色セットはもっとも基本的なセットです。
メリット
- 価格が安い
- 持ち運びしやすい
- 子どもや入門用に最適
ただし色数が少ないため、細かな色表現はやや難しいという面もあります。
簡単なイラストや塗り絵などには十分使えます。
24色セット
24色は初心者に最もおすすめの色数です。
特徴
- 基本色+中間色がそろう
- 絵の表現の幅が広がる
- コスパが良い
趣味で絵を描くなら、まずは24色セットから始めると安心です。
36色セット
36色になると色のバリエーションが増え、より自然な色表現ができるようになります。
例えば
- 動物の毛並み
- 風景画
- 植物
などを描くときに便利です。
本格的に色鉛筆画を楽しみたい人には36色もおすすめです。
48色以上
48色以上のセットは、かなり多くの色がそろっています。
メリット
- 微妙な色の違いが表現できる
- 混色をしなくても多くの色が使える
- 本格的な作品制作に向いている
ただし初心者の場合は
- どの色を使うか迷う
- 価格が高い
というデメリットもあります。
そのため、最初は24色や36色で始めて、必要に応じて買い足す方法もおすすめです。
色鉛筆は少ない色でも絵は描ける
実は色鉛筆は、色数が少なくても重ね塗りや混色で多くの色を作ることができます。
例えば
- 黄色+青 → 緑
- 赤+青 → 紫
- 茶色+黒 → 深い影色
このように色を重ねることで、豊かな色合いを作ることができます。
色鉛筆画では、この重ね塗りの技法がとても重要です。
色鉛筆はセットより単色で買い足すのもおすすめ
色鉛筆はセットだけでなく、単色で買い足すこともできます。
そのため最初は
24色セットを購入 → よく使う色だけ追加
という方法もおすすめです。
例えばよく使う色としては
- 肌色
- 茶色
- 緑
- グレー
などがあります。
動物や風景を描く場合は、茶系や緑系の色を追加すると表現の幅が広がります。描きたいモチーフに合わせて色を増やしていくと良いと思います。
色鉛筆を選ぶときのポイント
初心者が色鉛筆を選ぶときは、色数だけでなく次のポイントも重要です。
発色
発色が良い色鉛筆は、軽い力でもしっかり色が出ます。
初心者でもきれいに塗りやすいのが特徴です。
芯のやわらかさ
色鉛筆には
- やわらかい芯
- 硬めの芯
があります。
やわらかい芯は
- 色が乗りやすい
- グラデーションが作りやすい
ため、色鉛筆画にはやわらかめの芯が人気です。
重ね塗りのしやすさ
色鉛筆画では、色を重ねることで深みを出します。
重ね塗りしやすい色鉛筆は
- 色の層が作りやすい
- リアルな表現ができる
というメリットがあります。
初心者におすすめの色鉛筆
色鉛筆には多くのメーカーがありますが、描きやすさや発色の良さで人気のブランドもあります。
例えば
- ホルベイン
- カランダッシュ
- ファーバーカステル
などは、世界的にも評価の高い色鉛筆です。
詳しくは別記事でおすすめの色鉛筆を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。

色鉛筆のよくある質問 Q&A
画材店勤務の時によく聞かれた疑問をまとめました。
色鉛筆は何色あれば十分?
趣味で絵を描くなら
24色〜36色あれば十分楽しめます。
本格的な色鉛筆画では48色以上を使う人も多いですが、重ね塗りを使えば少ない色でも表現できます。
初心者は高い色鉛筆を買うべき?
必ずしも高級な色鉛筆を買う必要はありません。
ただし、発色や描きやすさはメーカーによって違うため、評価の高いブランドを選ぶと描きやすいことが多いです。
色鉛筆は水彩色鉛筆でもいい?
水彩色鉛筆でも普通の色鉛筆と同じように描くことはできます。
ただし
- 水を使える
- 発色が少し違う
などの特徴があります。
水彩表現も楽しみたい人には水彩色鉛筆もおすすめです。
まとめ
色鉛筆の色数選びで迷ったら、次のように考えるとわかりやすいです。
- 初心者 → 24色がおすすめ
- 趣味でしっかり描きたい → 36色
- 本格制作 → 48色以上
色鉛筆はメーカーによって描き心地や発色も変わります。
これから色鉛筆を始める方は、自分の目的に合った色数のセットを選んでみてください。
