毛の表現って実は簡単!?色鉛筆を使った猫の描き方

こんにちは。

今回は色鉛筆を使って猫を描いてみました。

猫って一見難しそうですよね。

毛の感じとか、顔が似るかどうかとか。

飼ってる猫とか愛着のある猫ちゃんなら雰囲気とか結構似るんですけどね。

挑戦してみます。

目次

今回描いた絵

実家で飼っていた茶トラです。

塀の上でチョコンと座っていたところです。

今回使用した画材

アーチストカラー(油性色鉛筆)

国産画材メーカー、ホルベイン社製の油性色鉛筆『アーチスト色鉛筆』

こちらの色鉛筆は比較的軟質でタッチが柔らかく、描いてて気持ちが良いです。

色数も豊富で全150色もあるので描く絵に合わせて数色ずつ揃えていくのがオススメです。

発色、耐光性に優れています。

メルツペン

『メルツペン』はアーチスト色鉛筆専用のぼかし液です。

このメルツペンでアーチスト色鉛筆で描いた上からなぞると、色鉛筆に含まれるワックス分を溶かし水彩風の表現を可能にしてくれます

もちろん重ね書きもできますし、消しゴムでもある程度消せます。

ただ、このメルツはアーチスト色鉛筆用のため、他社製の油性色鉛筆ではうまく溶けない場合がありますのでご注意を。

アーチスト色鉛筆をお持ちの方はこのメルツを一本持っておくと表現の幅が広がるので面白いですよ。

ペンタイプを補充できるボトルタイプもあります。

キャンソン紙

今回使った紙は『キャンソン・ミ・タント』。フランスの紙です。

紙肌はマーメイド紙に似ていて目が均一です。

ニュアンスのあるとてもきれいな色が揃っています。さすがはフランス製。

制作手順

  1. 鉛筆でざっと輪郭線、あたりをとる。
  2. 明るい部分をWarmGray#1で描きおこす。
  3. 暗いバックの部分をLampBlackで描き、メルツペンでぼかして奥行きを作る
  4. 体毛の流れに沿って茶トラなので、Beige,YellowOchre,Mahogany,Cocoaなどの色を使ってタッチを生かしながら描く。
  5. 眼はSurtGreenで眼球を意識して描く。髭は白っぽいので描くか、消しゴムで消すか、カッターで削ったりして表現する。
  6. 耳は影なのでSeaFogやMahoganyでざっと描いた後、メルツでぼかす。
  7. 全体感を損なわないよう、焦点以外を描きすぎないようにする。

ワンポイント

色鉛筆を細く尖らせて、同じ方向に手早く線を描くと毛をそれらしく表現できます。これはハッチングと呼ばれる描き方です。

youtubeで制作過程

動画を撮ってみたので確認してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず描きたいネコさんを決めて、そのネコさんの色を選んで描いてみる。というところから始めてみると面白いですよ。

出来上がった作品を額に入れて飾っておくとそのネコの存在を感じられてとても癒やされます。

出来不出来はひとまず置いといて、愛情持って描くという行為そのものを楽しんでみてください。きっと素敵なひとときになるはずです。

 

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