大人の塗り絵におすすめの色鉛筆と塗り方のちょっとしたコツ

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大人の塗り絵とは

数年前にTVで浅田真央ちゃんがハマっていると報道されブームが起こりましたね。今でも根強いファンがいて、いちジャンルとして確立されています。

子どもの塗り絵と何が違うのかと言いますと、子どもの塗り絵が、主に単色で平面的に塗るのに対して、大人の塗り絵は立体的絵画的な表現をすることが多いです。とは言っても厳密に正解があるわけではないのでプレッシャーを感じることなく楽しんで描くことができるのも塗り絵の良いところです。
塗り絵はすでに線が描かれているので、好きな色を使ってマスを塗り進められます。だんだんと絵が完成していく過程はなんとも気持ちがいいものです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”davi.jpg” name=”だびんち”]本当かのぅ?[/speech_bubble]

大人の塗り絵の驚くべき効果

フランスではアートセラピーや精神療法にも活用されている塗り絵、実際に塗り絵をやってみると実感できるかと思いますが、塗り絵をすることで嬉しい効果がいくつかあるのでご紹介します。

  1. 集中することでリラックスできる
  2. 脳の活性化でボケ予防になる
  3. 色による癒し効果

没頭して塗り進めていると自然にリズムをとっています。こういう手の動きもきっと良い効果があるのだと思います。

大人の塗り絵で使う画材

  • 色鉛筆(油性色鉛筆・水性色鉛筆)
  • クレヨン・クレパス
  • ペン・マーカー
  • 水彩絵の具

このように色々な画材で描くことができますが、個人的にオススメは色鉛筆です。リーズナブルかつ扱いやすいので。

オススメの色鉛筆

芯が硬めか柔らかめかを商品名の横に書いてます。

油性色鉛筆

ホルベイン アーティストカラー 中軟質

サンフォード カリスマカラー 軟質

トンボ 色辞典 硬質

水性色鉛筆

ステッドラー カラトアクェレル 硬質

カランダッシュ スプラカラー 軟質

この辺りを予算に応じて揃えておけば良いと思います。

大人の塗り絵の塗り方

さて、それでは実際に塗っていきたいと思います。『大人』なのでエレガントかつスマートに進めてまいりたいと思います。(描き方の一例として参考にしてください)
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”naozo.jpg” name=”naozo”]できるかにゃ?[/speech_bubble]

今回塗るのはこちら!

エドゥアール・マネ『笛吹きの少年』

エドゥアール・マネの『笛吹きの少年』です。難しそう?いえいえ、Very easy!です。
ちなみにこの少年が吹いている音は「ソの音」だそうです。

今回使用した画材、塗り絵本

オススメ!芯が柔らかめで塗りやすいのが特徴

手順

①光源は右上からというのを意識してズボンの影の部分を青系、光の当たっている部分を黄色で塗る

②固有色の赤で全体を塗る

③メルツでぼかす。濃くなります。

メルツを使うと油性色鉛筆にもかかわらず、溶けてぼかせるので、紙の白さを埋めることができる。その上からグイグイ重ねていきます。

このように色を重ねていくことで絵に深みが出てきます。少しぐらい間違えたとしても消しゴムである程度消せるので[keikou]思い切って色を置いていくこと[/keikou]がポイントです。

黒い上着の暗部は青、明部は赤を置いています。
上から黒を塗って、メルツでぼかしています。
黒で塗る前にボタンなど小さいところを塗っておくと塗り忘れなどが防げます。

バックは人物を引き立たせるようにグレー一色、かと思いきやベージュやブルーグレーを下塗りしておきます。

 

完成

額に入れてみるとこんな感じ

まとめ

思い切って色を塗り重ねてみると、とても気持ちがいいです。
画材屋さんでどの色の色鉛筆を買おうかと迷うのも楽しいものです。
色鉛筆にもメーカーごとの特色があるので技法とともに、またの機会に紹介していきたいと思います。
夢中で塗っていると時間があっという間に過ぎていました。白い紙を埋めていくだけで絵になっていく快感をぜひ味わってみてください。プレゼントにもオススメです。

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