こんにちは。今日は良い天気でしたので銀座にある老舗画材店、憧れの『月光荘』さんへ行ってきました。お店のシンボルであるホルンのマークが特徴的でお店のあちらこちらにホルンが飾ってありました。お店の人曰く、「友を呼ぶ」という意味合いが込められてあるんだとか・・・。
昔ながらのファンだけでなく世界的にもファンがいるそうです。すごいですね!
1階は画材メインで地下は額縁コーナーとギャラリーになっていました。
ちょっとだけですがご紹介してみます。
商品は全てオリジナル!
なんと、店内にある商品全てオリジナルでそれが売りなんだとか・・・!ペインティングオイル、絵の具、パレット、スケッチブック、バッグ、雑貨etc確かに全てにホルンのマークがついてます。バッグがかわいい。
アルミ製のパレットやペインティングナイフも。大事に使う方が多いらしく、修理しながら代々使用されている方もいるんだとか、歴史ですね。
そして絵の具も。
絵の具は自社工場で職人さんの手作り!
聞いて驚いたのがなんと絵の具は自社工場で一人の職人さんが作っているのだとか!そのため生産が追いつかないこともあるらしく、棚にない色もちらほら。それだけ根強いファンの方がいらっしゃるんですね。絵の具作りにも歴史があるらしく、コバルトブルーの絵の具ができた時のアーティストたちからお祝いのメッセージが飾られていました。
伝説の色『コバルトヴァイオレットピンク』
そんな話を聞けば絵の具が欲しくなってしまい聞きました。
「月光荘といえば、何色ですか?」
ズバリ、「コバルトヴァイオレットピンクですね!」
初めて聞く色ですがこちら
海外で行われた絵の具コンテストで1位を獲得したことがある世界で月光荘ピンクと言われる伝説の絵の具らしい・・・。
「まぁ、値段も一番なんですけどね(笑)」と店員さん。・・・確かに。でもさっきの職人さんの話を聞いたら高いなんて思いません。絵の具をイチから作るって大変ですよ。ありがたいですよ本当に。ちょうど紫が欲しかったので他の色も合わせて何本か買わせていただきました。使うのが超楽しみです。
見守る月光荘おじさん
1917年創業で昨年の2017年で100週年となった月光荘。名付け親はなんと歌人の与謝野晶子夫妻とのこと。多くの文化人たちに愛されてきた月光荘。その創業者である月光荘おじさんこと橋本兵藏氏のお話が書かれている本がありました。
素敵な場所、月光荘
ほんの少しの時間でしたが不思議な空間に引き込まれました。手作りの画材やそこで働く人たちの温かさ、なんとも言えない居心地の良さがありました。また行きたいです。今年で最後となるムーンライト展という公募展があるようなのでチャレンジしてみようかどうか、考えています。
ネットショップもあります。
月光荘オンラインショップ
絵が好き、画材が好きという方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?きっと素敵なひとときになるかと思います。それではまた。